革命の熊本ラーメン「桂花」のクセ

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私が最初に桂花ラーメンを食べたのは、高校生の時でしたので、
今から約20年前位でしょうか。
友人と渋谷のセンター街横の路地にあるフォントの変わったラーメン屋に入ったのが最初の出会いです。

当時は、ご当地ラーメンはそこまで浸透しておらず、醤油・味噌・塩がスタンダートでした。
しかしこの桂花ラーメンは、豚の匂いが強く出ているドストレートな豚骨ラーメンでした。
最初は多少の抵抗がありましたが、パっと気付いたらスープを飲み干していましたね。
それ位クセ。クセしかねい。クセラーメン。
そこから2ヶ月に1回は通う程ハマりました。

しばらく食べる機会がなかったのですが、
先日池袋に行く用事があり、見付けてしまいました。
桂花ラーメン。(食べログ)

「桂花ラーメン」池袋西一番街店

桂花ラーメンは、歴史が深く、創業はなんと昭和30年。
熊本で生まれ、昭和43年に東京進出を果たしました。

創業者が女性という事もあり、生キャベツや茎ワカメ等健康管理に気を付かった
具材を使用しております。

衝撃を与え続けた桂花ラーメンでしたが、その後豚骨ラーメンブームが到来し経営が悪化。
一時期は、経営破綻に追い込まれた桂花ですが、
民事再生法で奇跡の復活を果たしました。

いつもの桂花拉麺(ケイカラーメン)、もしくは、革命を起こした太肉麺(ターローメン)にしようかと思いましたが、最近の激辛ブームに乗った辛辣麺(シンラーメン)を注文。
どんなツエーやつが出てくるかとワクワクしながら待つこと5分。

辛辣麺(シンラーメン)

桂花ラーメンの特徴でもあるマー油が程良くかかり、
濃厚な豚の匂い。食べる前からクセ。

スープ良し。太めストレート麺良し(写真撮り忘れた)。うん。やはりうまい。
辛みに関しては、もう少し欲しかったかな。といった感想。
辛さを増したい方は、卓上の辣香(シンコウ)を加えると尚クセ。

辣香(シンコウ)

今回頂いた辛辣麺(シンラーメン)は、桂花ラーメン全店舗展開のメニューではなく、
熊本本店、池袋西一番街店、幡ヶ谷北口店の限定メニューですのでお気を付けください。
その他のクセはこんな感じ。

「桂花ラーメン」池袋西一番街店 メニュー

太肉麺(ターローメン)のフォントのクセ。

東京進出50周年記念に発売が開始された池袋東武店限定の檸檬塩拉麺も気になります。

みなさんもぜひ革命のクセラーメン、召しあがってみてはいかがでしょうか。

それでは。

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